最近、「再生可能エネルギー」という言葉を耳にすることが増えてきましたが、みなさんどんなエネルギーを指しているのかご存知ですか?なんとなくイメージはできるけど、上手く説明できないなぁ・・・という方も多いのではないでしょうか。では、再生可能エネルギーとはどんなエネルギーのことを言っているのか、そして、再生可能エネルギーがなぜ注目されているのか考えてみましょう。

再生可能エネルギーとは
再生可能エネルギーとは、石油などの化石エネルギーではなく、太陽光や風力など自然界に存在するエネルギーのことをいいます。「枯渇しない・どこにでも存在する・CO2を排出しない」といった特徴があり、主なものとして、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなどがあります。
再生可能エネルギーが必要な理由
昨今、エネルギーを作り出す際に排出されるCO2が問題になっています。
そのため、CO2を排出しない再生可能エネルギーの普及が必要とされています。これは、日本だけでなく全世界でいわれていることで、パリ協定・SDGsなどCO2削減に向けた取り組みが加速しています。
また、特に日本はエネルギー原料の大半が石油などの化石燃料で、そのほとんどを海外から輸入しています。なんと自給率はわずか12%程度!!日本はCO2排出問題だけでなく、安定したエネルギー源を確保することも課題とされています。
一次エネルギー自給率の他国との比較(2018年度)

出典:2020—日本が抱えているエネルギー問題(前編)|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁

いかがでしたか?再生可能エネルギーについてなんとなくわかって頂けましたでしょうか。
次回のコラムでは、この再生可能エネルギーが「実はみなさんにとって遠い世界の話ではない!?」というお話をします。
また見てね!!